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スイーパーその12(終)【★】

※腹責め小説

スイーパーその12


「いつまで腹抱えてんだ?」

佐渡は拓の両手首を無理やり掴んだ。

「ほら、バンザイだ。よく腹を見せろ。」

激しく嫌がる拓だが力では佐渡には敵わない。

壁に拓の肉体を強く押さえつける。

「何か言うことはあるか?」

「地獄に…落ちろ…。」

「そうか、地獄の苦しみを味わいたいか。俺の膝でいいな?」



ズンンッッッ!!!!!!

「お…おごっ!!!…」




拓のレバーを佐渡の膝で潰す。

「あぐっ…手を…放…は…ぁ。」

「ああ、いいぜ。」

パッと手首から手を放す。だが、



ゴボォォォ!!!!!

重心を落とし腰にひねりを加えて威力を増した拳は真っ直ぐに腹を貫いていた。

その拳は既に腹に力を入れられない拓の腹筋の中に埋もれている…。



「げふっ!!!…がはぁ!!!」



拓の体は壁と拳に挟まれて宙に浮いている状態だ。

力を無くした足が地に着くことも出来ずにいる。

「どこまで埋まるかなぁ!!!」

さらに腹の中に拳が奥に埋まっていく。佐渡の手首まで完全にうまってしまった。

「があっ!!!!あっ!!…あっ!!」

咄嗟に佐渡の腕を掴み埋まっている拳を引き抜こうともがき苦しむ拓。

腹の中を直接かき回されている感覚が襲ってくる!!!

「そう暴れるなよ。」

ゆっくりと腕を引き抜く佐渡の目には潰された拓の腹筋が見えた。

「ぐおぉ…俺の…」

凹んだ腹筋を抱え再びその場に蹲る拓はその苦痛に顔をしかめる。

「腹もよくほぐれただろ?」

「…うぅ…おえぇぇっ!!!」

残り少ない胃液を吐き出す拓の全身は滝のように汗が噴出していた。

「いい声で鳴くお前は最高だ。」



「(こい…つ、や…ばい…)」



佐渡は膝を立てて拓を頭上まで持ち上げる!!そしてその膝の上めがけて

拓の腹筋を押し付けるようになげつけた!!



ドボォォォ!!!!!!!



膝に腹部を強打し、そのまま人形のように跳ねながら拓は倒れている。

「ううっ。」

そのまま容赦なく腹を足で踏み潰す。



ズムッ!

「はぅ!」




「ん?内臓マッサージは気持ちいいか?」

ボディ!ボディ!

「遠慮するなよ。」

「はうっおうはうっはうっ!!」

ボディ踏みの連発。面白いように腹に埋まるのを確認しながら右足、左足にと重心を傾ける。

ドスッ!ドスッ!ズムッ!ドスッ!ドスッ!ズムッ!ドスッ!ドスッ!ズムッ!

「あっ・・うっ、うっ、はがっ!ごふっ!!!」

我慢できずに拓の口から流れ出る液体…。



「うごぇぇっ!!!」



「ここらが限界か?そろそろいいだろ、吐かせてやるよ。胃液も飽きたしな。一発決めてもいいだろ。」

腹をかばう様に体を縮めている拓の姿に更に興奮した佐渡。もう止まらない。

拓の頭を掴みそのまま体を持ち上げ…、そして拓の顔を自分の目線まで近づける。

「俺の肘をくらってみるか?その腹筋の鎧に。」

そう言うと、軽々と拓の体を壁際に投げやり、肘を突き出し勢い良く突進する!!!



ドボボボオオォォゥゥッッ!!!!!



壁と肘に挟まれた腹筋の鎧。



「は…らが…」



深く突き刺さった肘がめり込んでいる…。そして、

グチャッ!!!という奇妙な音が駐車場に響いた。腹筋を潰し、胃袋が完全に潰された音が…。



「……はうっ………!!!」

「……は………ぁ…!」




拓は体をようやくくの字に曲げ肘で潰された腹を両腕でおさえた。



「う、ご……」



拓の腹筋がビクンビクンと激しく波打ち伸縮していく。

拓の顔にはアブラ汗がしたたりゆがみ、目の焦点は空を彷徨っている。

「いい顔だ。そらよ。」



ズドォォ!!!



止めにと追い討ちでボディブローを鳩尾に放つ!

「ごふっ!!!」


腹に拳をめり込まされそのまま体を持ち上げられている…。

拓の目が今までの無く大きく見開かれ、

「!!!!!……うぐぇぇぇぇぇっっ!!!…」



口から粘っとりとした血を吐く拓。それは口から涎のように垂れ下がっている。

それが糸を引きピチャピチャと床に落ちていた。



「おえぇ、げはっ、ぐえぇ!!!」



膝をつき両腕で潰された腹を抱え込みうずくまっている拓。

全身が筋肉の塊と言われている拓の体がビクッビクッと痙攣している。



「おうぇ!!!…ぅ…ごふっ!!!…ぉ…ぁ…」



「仕上げに…。」

「うぅ…はぁ、はぁ、はぁ…」



再び拓をバンザイの状態にし、壁に押し付ける。

「臓物の掃除だ。」

拓の腹筋をなでる。そして拓の腹部を満遍なく膝で突き刺し、拳で確実に潰していく…。

10発…50発…100発…



ゴボォッ!!!ズンッ!!ドズゥッ!!ボグォォ!!!―



「かはっ、おぐっ、うえっ!はうっ…はあっ…ぅっ…!!」



段々と弱くなる呻き声を上げる拓に反応し、更に力を増し容赦なく責め続ける佐渡。



「はうっ…はうっ…はうっ…!!」



拓の腹筋がビクビクと激しく動き続ける…。

拓の首筋の血管は今にもはちきれんばかりに太く浮き上がり、

それに呼応して拓ののど仏が上下に動き、口からはだらだらと血反吐などの液体が体の筋を伝い流れ落ちている。



ボキッッ、ベキョッ!!!



「ぐあっ!!!がっ(アバラが…)」

「折れたか?いい音だったな。」



ドムッ!!!ドボォ!!!

「おぐぇっ!!!…ぅっ…ぉぅ…」



拓の腹がドス黒い紫に変色しても尚、佐渡の腹責めが続く…。

「いよいよボロ雑巾みたいになってきたなお前。半殺しにされた気分はどうだ?くくくっ。」ボディ!!!



グボォォォ!!!!!


「ぐえっ!!!」



「止めろ…。おい…、貴様…いい加減に…。」

海堂の声が怒りに震える。



「かはぁっ!!!!」

「おっと鳩尾に入ったか?」


拓の腹筋を触りながら佐渡は言う。拓の肉体はビクンビクンと痙攣を繰り返している。

「止めろぉぉ!!!!!」

海堂の悲痛な叫びが再びこだまする。



「…いちいち煩いですね海堂さん。」

ドサッ―

拓の腕を放すと、拓はその場で崩れ落ちるように前のめりに倒れた。



「先に逝きますか?」

冷徹な目を向け海堂の方に歩く佐渡。だが―。

「ん?」

途中、何者かの手が佐渡の足をつかんで放さない。

「お前も往生際が悪いな。その手を放せ。」

「放すか!!」

涼二が佐渡の足に纏わりついている。

「この!!!」

「ちぃっ!!!!」

バランスを崩し後ろによろけ、倒れそうになる佐渡。

「拓…後は…。」

「さ、佐渡の兄貴!!!!」

浩司の声が届くのは、やはり遅かった。

「うっ…ぐっ、助かったぜ…涼二…。」

脇腹を押さえながらも立ち上がっていた拓。

意識が朦朧としながら、(涼二が作ったチャンスを無駄にはしない。)それだけが頭の中に流れた。

「これで―。」

佐渡の目には、既に拓が自分に向かってハイキックを仕掛けているのが映った。

(最後に残った力だ…。)

意表をつかれた佐渡にはもはや避わすことも出来ない―。

「なっ!!!」



バキィィッッ!!!!



「があああっ!!!!!」

「ぁぁ・・・・・」ドシンンッッ―。

テンプルを見事に打ち抜かれた佐渡は力なく顔面から地に伏した。



「はぁはぁはぁ(もう…)」

ドサッ―。

再び拓も崩れ落ちる。

「拓!!!」

虫の息。腹を責められ続けてかなりのダメージが蓄積しすぎたのだ。

「酷い…」

涼二は拓の腹をそっと擦る。

「ぉ…ぅぅ…」

顔をしかめる拓。その逞しい腹筋に守られていた内臓が悲鳴をあげている。



「(ここまでか…)」

バシュバシュ!!!!

突然の音。

「!」

佐渡の体が若干飛び跳ねるように動く。

「何やってんだかなー、ったく。」

浩司が佐渡の体に向かって何発か銃弾を撃ち込んだのだ。

「折角の交渉も台無しにしやがって…。お前の快楽に付き合わされる俺の身にもなれよなー。」

バシュ!!!

「それに、交渉が終わってからお前を消すつもりだったのに…段取り狂わせられたのはこっちだぜ。」

バシュ!!!

「最近こっちの業務にも支障がでるぐらいだったからな、あんたらの過剰な遊びも。

建前だろうが、『社員修正のプロ』が笑わせてくれる。勝手に行動し過ぎなんだよ。

上にとっては黒たちだけじゃなく、あんたも邪魔になってたの気付かないのかね…馬鹿が。」

バシュ!!!

「普通の仕事と違って、表に出すと危険な情報を知りすぎてて首に出来ないのも困り者だ。

首=死だからな。そこは同情するぜ。」



呆然とその光景を眺めるしかない海堂と涼二。

浩司がその様子に気付くとようやく海堂に一言話し始めた。



「こういうのも監視役がいないと統率が上手くいかないものでね。大変だ俺も。

…そうそう、今回は見逃してやるよ。おそらく俺らの組織もこの企業からは手を引くだろう。

見切りはとっくについていたのさ。今回の件は優位に事が運べば儲けものだっただけで、

既に内部分裂の決着も今の段階で明らかに判明している。これ以上ここにいても仕方が無いからな。」



「くそっ!お前らが来てから…。」



「そうだな、甘い汁は吸い尽くしたからな。ははは。…じゃあな。」

浩司は傍に止めてあった車でそのまま夜街に出て行ってしまった。

その向こうにあるであろう月は何事も無かったかのように光輝いているのか…。

ふと海堂は時計を見たくなったが何処かに落としたのか腕時計が見当たらない。



「何なんだ…あの人は…。」

突然自分にはわけの分からない事を海堂に話し、何処かに消えてしまった浩司。

今までの雰囲気と違った浩司とその話に涼二は頭がついていけなく、ボーッとしてしまっている。



「ぅ…っ…」涼二の腕の中で拓が呻いている。

「!!そうだ、拓を早く!!!」

「ああ、そうだった!」

拓たちが雨の日に偶然に聞いた声からの顛末。

ようやくその衝撃的な1日が終わり、日付が変わろうとしていた…。
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| スイーパー | 21:45 | コメントする:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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